AREA GUIDE 埼玉県さいたま市 浦和高砂エリア
浦和高砂エリア グルメ特集
かつては中山道の宿場町であり、 県庁の街となった浦和には多くの人が集まり、個性豊かな飲食店も多彩。こだわりをもって埼玉県産の食材を使用した、地元への愛着を感じられるお店も多く点在しています。
小梅 浦和総本店
路地に佇む隠れ家のような和食店。和モダンな雰囲気のカウンターや個室で味わえるのは、旬の食材を大事にした彩りのある料理です。ランチタイムは「ステーキ重」や「ミニちらし寿司と天ぷら御膳」といった御膳スタイル、ディナータイムには日本酒やワインなどに合うおつまみを取り入れた各種コース料理を中心に、味はもちろん見た目にもおいしい料理を心ゆくまで愉しめます。接待や会食をはじめご家族での利用も多く、夏季になるとティータイムのかき氷を目当てに、若い世代の方も多く来店されています。

うなぎ 満寿家
1888(明治21)年創業の、旧中山道沿いにある老舗うなぎ料理店。国産のうなぎを特製のタレとともに備長炭で丁寧に焼き上げた蒲焼きが人気です。お祝い事や法事などの特別なシーンで、地元のお客さまをはじめ多くの方から愛されています。中でも利根川で獲れた天然うなぎをもとに生まれた最上級のブランド品種「坂東太郎」は、生産量が少なく入荷された時のみ出会える逸品で、脂が乗ったうなぎそのものの旨味を堪能できると評判です。
うな重〈上〉に鯉こくが添えられた満寿家セットは、うなぎの旨さはさることながら、味噌が染み込んだ柔らかな鯉の味に舌鼓。店内は、最大65席の広間をはじめとする個室を備え、懐石料理やコース料理にも対応しており、庭園を囲みながら優雅なひとときが味わえます。

こもれび食堂+
裏門通りに位置する「こもれび食堂+」は「からだにいいは、おいしい」をコンセプトに色とりどりの野菜を中心とした健康的な創作料理が味わえるお店。店名は、“従来の食堂のイメージにちょっとした新しさを付け加える”という意味から「+」を添えています。
看板メニューは、「一汁五菜のこもれびプラスプレート」。
管理栄養士で調理師のシェフがその知識を活かした料理を提供しており、ほとんどのお客さまが「一汁五菜のこもれびプラスプレート」を選ぶほどの人気メニューです。その他、野菜とともに肉や魚をバランスよく取り入れた週替わりの定食は、ヘルシーでありつつ、十分な満足感を得られると好評。国産野菜にこだわり、市内の農家から旬の美味しい野菜を譲ってもらうなど、地域の食材を積極的に取り入れた素材選びにも余念がありません。食にこだわりのある方から定評があり、日々お客さまが絶えない名店となっています。定食はテイクアウトも可能です。

アカシエ 浦和店
フランスで修行をしたシェフが地元の埼玉にお店を持ちたいと思い、2007年に開業した洋菓子店。県内でも、フランス菓子の良さを伝えられる場所として最初に選んだのが浦和だといいます。パイ生地の上にプチシューやバラの香りのクリームを添えて花びらで飾った「アントワネット」や、季節によってスミレやカシス、ブドウ、リンゴなどの果実を使った「サントノレ」は、お店のアイコン的な存在。濃厚かつ上品な口触りが魅力の「バスクチーズケーキ」も通年のラインナップです。
そのほか、贈答にも喜ばれる焼き菓子やショコラなども充実。埼玉県産の素材が使用されている商品も多く、埼玉県産の小麦・卵・蜂蜜を使った「サイタマドレーヌ」もその代表的なひとつです。県内産の素材にこだわるのは、埼玉の美味しい食材を知ってほしいというシェフの想いが込められているからです。近くの北浦和本店は浦和店よりさらに豊富な品揃えで、イートインコーナーではドリンクとともにゆっくり味わうことができます。

- 掲載の情報は2024年7月~8月に取材撮影したものです。最新の情報は各店舗や施設のホームページをご覧ください。